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はじめに
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- このクラウドファンディングを立ち上げた経緯をお話させてください。
私たち「イイオンナ推進プロジェクト」は、発起人である網野麻理が【女性の力で日本を元気に】というコンセプトを掲げ、2011年東日本大震災を機に発足させました。「一人ひとりが自分の強みを自覚し、それを120%社会に発揮することができれば、日本はもっと元気になる。」そんな思いを胸に活動を始め、今年で10年を迎えます。現在は47都道府県へと支部が広がり、海外にも仲間が増えました。
全員が有志で集まるボランティア組織であるため、大きく資金をかけることはできませんでしたが、多くの女性の強みを引き出し、新たな一歩を後押ししてきました。
(今までの活動内容や実績は、下記HPよりご覧ください) -
今回コロナウィルス感染拡大に伴い、せっかく持っている強みを、活かす場がなくなってしまい、職を失ったり、働く時間を減らされたりする女性達を間近に見てきました。
彼女たちの力に、なんとかなりたい。
そう考えクラウドファンディングを立ち上げることにしました。 -
〜社会課題に取り組み、女性の力で日本を元気に〜
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やりたいこと
- 女性が外部環境に左右されず、国や会社やパートナーに頼らずに、精神的にも物質的にも自立した環境を手に入れていくためのお手伝いをしたいと考えています。そのためのプラットフォームを作りたいと考えています。
例えば、客室乗務員として就かれている女性は、お客様のおもてなしやホスピタリティ、マナーなど一流の接客スキルを持っています。一方でパソコンを使って資料を作成するなどITスキルを使いこなし、事務の仕事をするとなると、経験を積まれていないかたもいます。
そうした方々にビジネススキルやITスキル、テレワークの知識を習得して頂くことで、それを必要としている企業とお繋ぎすることができると考えました。
またこれからの時代、複業がどんどん解禁となり、雇用される側から起業して事業を立ち上げる側に回る人も増えていくと思います。
そのとき、闇雲に起業するのではなく、自分の強みと社会のニーズにマッチしたビジネスモデルの作り方を知っておく必要があります。
一つの業界に留まることなく、女性が様々な場で、培ってきた経験や強みを活かし、可能性を広げていくために。
学びの場を提供していきたいと考えています。
また学ぶだけではなく、学んだ知識を活かせる場の提供や、それを応援し合うコミュニティをつくり、経済的かつ精神的な自立をサポートするプラットフォームを作っていきたいと考えています。 -
具体的な構想
- オンライン上に、女性が集うプラットフォームを作りたいと思います。
大きく3つのコースを用意し、ご自身の状況に応じたコースを
選択できるようにします。 -
ベーシックコース(コミュニティへの参加)
- <概要>
情報を交換しあったり、応援しあったり、自分の経験をシェアしあったりと、人脈を広げ視野を広げていくことを中心としたコースです。
<詳細>
職を失ってから人と比べがちで「私なんて大した事がない」と思っていたり、自己肯定感が下がってしまったかたは、是非コミュニティの力を活用してください。私なんて、と思っていた過去の経験は、「私だからこその唯一無二の経験」だったことに気づくことが出来ます。あなたの強みはコミュニティへ参加することで、周りから引き出してもらったり、応援したり、されたりしながら明確になっていきます。また強みを活かした様々なチャレンジをする機会があり、機会を通して更に強みを強化していくことも出来ます。 -
スタンダードコース(学びと成長)
- <概要>
ビジネススキル、ITスキル、テレワークのスキルから資格取得の講座や、起業するためのスキル、リーダーシップなど、スキルアップを目指すための学びを中心としたコースです。強みを明確にするなど、自己啓発のための講座も用意する予定です。
<詳細>
自分の強みを社会で発揮していくために、さらに一歩を踏み出したい方向けのコースです。ビジネススキルや専門知識を学び、資格をとったり新しい技術を身につけることで、あなたのOSをバージョンアップさせることができます。ここのサロンでしか学べないスキルも多数ご用意しています。また身につけたスキルを活かし、収入を得ていく方法もお伝えしていきます。 -
アドバンスコース(仕事と自立)
- <概要>
培ってきたスキルや、学んだことをアウトプットしながら収入の柱を増やしていくことを中心としたコースです。コミュニティの中で新たな事業を立ち上げたり、企業とのコラボ企画を立ち上げたり、在宅で企業の仕事を請け負うことなどを想定しています。
<詳細>
培ってきたスキルはあるけれど、実際にどのように事業を始めたら良いのかわからない、講座をスタートさせたいけれど、コンテンツや価格の設定をどのように決めたらいいのかわからない。会社に勤めながら、副業をスタートさせたいけれど、何から始めたらいいかわからない。そのようなかたに向けたコースです。新たな事業を立ち上げたり、企業とのコラボ企画を立ち上げたり、在宅で企業の仕事を請け負ったりと、具体的に自分の強みを社会に役立て、貢献できる仕組みを作ったり、収入の柱を増やしていくことを中心としたコースです。 -
得られるメリット
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収入アップ
- ◆今の仕事以外にも収入の柱を増やし、自分の強みを活かしながら社会で活躍できるようになる
<こんな経験していませんか>
ある日派遣元から連絡がきて、次回の更新はなくなったと言われた。派遣先の会社の業績が悪化し、派遣社員の更新ができなくなったとのこと。いつ切られるかドキドキしながら働いていたが、ついに宣告されてしまった。収入の柱はここしかないので、他の派遣先を探してほしいと派遣元に頼んだが、この時期は難しいと言われてしまった。
◆自分のスキルUPの勉強のために、夫にお金をだしてもらうことが忍びなかったが、自分のお金で自己研鑽ができる
<こんな経験していませんか>
どうしても行きたかったセミナーがあり、夫に相談をした。しぶしぶ了承してもらうも、「セミナーに行って何になるのか?」「自分は家族のために我慢しているのに」などブツブツ言われた。ありがたいと思いつつ、自分の収入がもっとあれば、誰に気兼ねなくスキルを高めることができるのに、と思う。毎回夫にお願いをし、了承を得て、気を使わなければならないことが不満だった。
◆夫だけに頼らずに、自分も稼いで子供の学費や生活費の足しにできる
<こんな経験していませんか>
夫の職場がコロナの影響を受けて業績がダウンした。今年のボーナスは期待できないなぁとこぼしながら、マンションの返済がボーナス時に加算となることを気にしていた。子供の塾の冬期講習のお金もまとまって出ていく予定であることを伝えたら、顔を青くしていた。自分が収入を増やすことができれば、少しでも支払いのプレッシャーから夫を開放してあげられるのに、と思った。
◆今までお金のかかりそうな習い事は避けてきたが、子供が望むことを自由に選択できるようになる
<こんな経験していませんか>
夕食のとき、ずっとだまっている子どもに対して、「どうしたの? 何かやりたいことないの? 」と尋ねた。そうしたら、友達の田中君が地元の水泳教室に通っていて、一緒に行かないかと誘われた。学校の授業でも、いつも一緒に競っていて、でもいつも負けてしまっていて…。それで、田中君の通っているプールに入りたいと言った。塾にも通っているし、他の習い事をさせる余裕はなかったため、息子の気持ちはわかりつつも、「今度近くの市民プールへパパと練習しに行ったらどう?」と言ってしまった。息子の残念そうな顔が今でも目に焼き付いている。 -
時間のゆとり
- ◆家で仕事ができ、子供とのコミュニケーションの量も増やせる
<こんな経験していませんか>
コロナで自粛期間中、テレワークで子供たちと過ごす時間が多くなった。今までの、朝早く保育園に送り届け、延長保育を利用して、夜8時過ぎに迎えに行く、という生活が一変。子供たちの面倒を見ながら家で仕事をするのは、慣れるまで大変だったが、その分子供たちとのコミュニケーションの量が増えた。子供が英語に興味を持っていることに気づき、キッズのオンライン英会話のレッスンに通わせてみた。するとメキメキと上達していき楽しそうにレッスンを受けている。子供とのコミュニケーションの量が増えたことで、今まで気づけなかったことや見えないことが見えるようになった。来月からテレワークが廃止となり今まで通りの勤務体系となるが、できれば週に何日かはテレワークで働く環境を作りたい。
◆仕事に丁寧に向き合うことができ、今までチャレンジできなかったことにも挑戦して仕事の幅を拡げられる
<こんな経験していませんか>
会社のなかで、新たなプロジェクトメンバーを募集していた。とても興味のある仕事で、是非チャレンジしたいと思ったが、そのメンバーに入るのには、スキルアアップも必要で、時間的制約のない社員を募集していた。子育て中の私にはハードルの高い仕事だと思い、立候補を諦めてしまった。今の経験を積み上げ、もっと仕事の幅を広げたい。自分の可能性を広げたいと思うが、子供が小学校に上がるまでは我慢だと、グッとこらえた。
◆趣味の時間を増やすことができ、毎日がもっと充実する
<こんな経験していませんか>
先日友人の家に遊びに行ったとき、友人のお子さんがとてもかわいいワンピースを来ていた。とても素敵だね〜と声をかけると、ママが作ってくれたの〜と嬉しそうに話していた。そういえば私も手芸が好きで、子供の服やカバンなど昔は手作りしていた。編み物も好きでマフラーやセーターを編んで家族にプレゼントしていた。なのにいつの間にかそんな時間をとることができず、ミシンも押入れの奥の方にしまってしまった。子供の小さいうちは、手作りのお洋服をたくさん作ってあげようと思っていたことを思い出した。 -
気持ちのゆとり
- ◆社会の役に立っていることを実感できて、自尊心が高まる
<こんな経験していませんか>
出産を機に会社を辞め、最初の数年は子育てを楽しんでいた。先日久しぶりに会社の同期と会ったら、社会のためにバリバリ活躍している彼女の姿があった。正直羨ましかった。今の私は、家族のためにしか役に立っていない。もちろんそれも大切なことであるけれど、私の強みはもっと多くの人達へ活かすことができるのに、と考えたら落ち込んでしまった。身につけたスキルや経験を、子育てしながらも活かしたい。自分の価値をもっと発揮したい。そう夫に話をしたら、「何の不満があるんだ」ときつくあたられた。私の気持ちはわかってもらえない。そう思ったら更に落ち込んでしまった。
◆会社がいつ傾いても、もう一つの収入があれば気持ち的にも楽。誰に遠慮することなく、社内で思い切り仕事ができる。
<こんな経験していませんか>
コロナ禍で、会社側から一斉休業要請に協力することになった。コロナ禍ということでどこに出掛ける事も出来ず家に。会社からの賞与だって上期の実績が落ちている事から期待が出来ず、余計な出費を抑え出来るだけ自炊。今欲しい美容商品だって我慢する。誰に会う事もなくただただ不安な事ばかり考え毎日を送る日々。私に何かできればな。ため息がでる中でもどうにか自分の強みを見つけ、パラレルキャリアとして働きたい、副業にチャレンジしてみたいと思う。
◆子供に対し厳しく接してしまうことが多かったが、子供の話をじっくり聞いたり、勉強を教えたりできるようになる
<こんな経験していませんか>
平日は仕事を定時で終わらせ、保育園にお迎えへ。その後夕飯やお風呂の支度などワンオペで回している。夕飯を作る間に抱っこしてあげながらゆっくり本を読んであげたり、テーブルで一緒に勉強を教えてあげたり、夕飯を食べながら今日あった出来事をじっくり聞いてあげられたら。思い通りにいかないとついつい怒鳴ってしまう。ふと我に返り子供を抱きしめて「ごめんね」っと涙を流す私がいる。 -
支援して欲しいこと
- 女性の自立をサポートするプラットフォームを立ち上げるために、およそ以下の費用を見積もっています。
・システム構築の初期費用、維持費用
・プラットフォームを必要なかたへ届けるためのマーケティング費用
・会員組織を運営するための事務局の設置費用
・教育を担う講師へのフィー
・起業支援を担うコンサルタントへのフィー
・その他、成長支援や運用全般に関わる人件費 など。 -
さいごに
- 10年間、ボランティア組織として活動してきた私達が、事業化をし、女性を応援するプラットフォームを立ち上げようと決めたのには、大きな理由があります。
今までは、女性が新たな一歩を踏み出すための「勇気」や「自信」をつけてもらい、女性が輝くことで日本を元気にする、という活動をメインに行ってきました。
しかしコロナという予測不能な出来事が起き、これからの日本を元気にしていくためには、女性の「勇気」と「自信」にプラスして、一人ひとりが自分の力で生きていく「自立力」が必要なのだと痛感しています。
女性が持つ強みの一つであるネットワークの力で、互いに支え合い、共感し合い、成長できる場を作っていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
※本プロジェクトは目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けいたします。